芋洗谷ダム 「ダム穴のあるダム」

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芋洗谷ダム 「ダム穴のあるダム」

みなさんダムはお好きですか?
ごきげんよう、T-1000です。

おそらく「ダム」と聞けば、たいていの人は「黒部の太陽」や「地上の星」で有名な「黒部ダム」のことを思い浮かべる事でしょう。その他だと、日本で最も観光客がやってくる「宮ヶ瀬ダム」でしょうか。ここでは宮崎県高千穂町にある「芋洗谷ダム」を紹介しよう。

芋洗谷ダムはチッソ株式会社が所有している重力式アーチダムです。チッソ株式会社といえば4大公害病の一つである「水俣病」を引き起こしたことで有名ですね。建設したのは鉄道工業株式会社であるが、チッソが発注したものではないらしく、他の発電所の補償として建設省から譲り受けたたらしいです。
未だに竣工時の姿を残しているため、土木構造物としても非常に価値のあるダムである。土木学会の「日本の近代土木遺産~現存する重要な土木構造物2000選」にも選定されています。
しかしながら、はっきり言ってマイノリティーです。そりゃあダム好きな方々にとっては知ってて当たり前なのかもしれませんが……。

アスファルトの道路から山道に入り、しらばらく歩いた先にそのダムは存在する。他の大きな有名どころのダムのように、

∬ ´▽`) <芋洗谷ダムはこっち!

というような親切な看板も無ければ、ちゃんと舗装された道すらありません。なので、ドライブとかしてて、「おっ、この先にダムがあるじゃん。ちょっとよってみようか?」というような事になることはゼッタイにない。
ネット上の地図で芋洗谷ダムを調べると、ダムの周りに目に見える道路が無く、完全に孤立していることがわかりますよ。おそらく前情報が無ければ辿り着くことは困難を極めるでしょう。僕はなんとか携帯のGPSとgoogle mapを駆使しておおよその位置を把握しながら発見することができました。

芋洗谷ダム 堤体

芋洗谷ダムの提体。提高が25.5m, 提頂高が69.7mと、決して大きなダムではない。黒部ダムが186.0m、日本一でもっとも観光客がやってくるダムである宮ヶ瀬ダムが156.0mということからも、いかに小型であるかがわかるだろう。しかしながら、小さいとは言え、ダムはダム。提体の真下から見上げるとやはり迫力がある。

芋洗谷ダム 堤体の真下から

造られてから長い年月が経っているせいか、人がほとんど踏み込まない場所にあるせいかかはわからないけど、コケがけっこう生えていて不気味な雰囲気を漂わせている。今にもなにかが出てきそうだ。ノックしたら内部の秘密基地に入れたりして。

芋洗谷ダム 堤体右岸から

ダムの右岸から見た光景。「立入禁止」の看板が置いてあるのは気のせいでしょう……。この先まで行かないと穴が見えないしさぁ。綺麗な弧を描いています。堤体上部はごらんの通り狭く、人がすれ違うのがやっと、というぐらいかな。写真を撮っているところはちょうど階段になっています。

芋洗谷ダム 堤体左岸から

こっちは左岸から見た光景。まさにコンクリートの壁。堤体に余水吐きが無いので曲線がキレイ。意外と手すりの背も低かったのでデンジャラス。なんていうんだろうか、他のダムって自然の中に巨大な人工物があるって感じじゃないですか? ここのダムはそうじゃなくて、自然に溶け込んでるって言ったらいいのかな。そんな感じ。


芋洗谷ダムの大きな特徴として朝顔形の余水吐きがダム湖(調整池)に存在する。ダム穴やグローリーホール(glory hole)と呼ばれている。アメリカのモンティセロダム(Monticello dam)やイギリスのレディボアーダム(Ladybower Reservoir)が有名。
日本だと名古屋にある猫ヶ洞池, 福島にある大津岐ダムなどが有名どころでしょうか。朝顔形だけでなく、四角かったり、溝になっていたり、半円(半穴)だったり、色々な種類がありますが、朝顔型というのは非常に珍しいのです。
ちなみに宮崎県にはこのダム以外にも、半穴のダム穴を備えた日南ダムなんてのもあります。

一般的なダムは提体にスロープ状の余水吐きが設置されているため、ダム穴があるダムは非常に少ない。中でも朝顔形の穴が備えてあるダムはとても貴重であり、ダム好きにはたまらない一品(?)となっている。ダム内の水位が上昇し、ダム穴の高さを超えると、自動的に水が穴に流れ込み、ダムの外へ放流されるというシステムになっている。ゲートを開けて放流なんてことはない。

芋洗谷ダム ダム穴 平常時

ダム穴は直径が4.8m, 内側にいくにつれて狭まっていき、狭い部分では直径2.3mと、小さいものではあるが貫禄(?)は十分である。写真では伝わらないかもしれませんが、突っ立って穴を覗いているだけで落ちてしまいそうな恐怖感があるんです。僕がビビリなだけかもしれませんけど(汗)
なお、モンティセロダムのダム穴の直径は広い部分で72フィート(およそ22m)、狭い部分で28フィート(およそ8.5m)あるそうです。
水量が少ない平常時はこのような状態になっているのですが、水量が上がってくると……。

芋洗谷ダム ダム穴 取水中 01

最初に行ったときは水位がちょこっと足りてなくて吸水しているところを拝むことができなかった。で、ちょうどいいタイミングで台風がやってきて。台風が過ぎ去ったあとにここへ来てみたら、ちょうど水を吸い込んでいた。タイミングが合わないと取水している姿を見ることができないのでラッキーでした。動画も撮影したので、アップしてみようかな。

芋洗谷ダム ダム穴 取水中 02

人気の無さ、山奥に佇む姿、コケの生え具合が重なり非常に不気味に口をあけるダム穴を見ていると、吸い込まれそうな恐怖感に襲われる。実際にダム湖の水位が上がり、水を吸い込む姿は、まさに水中のブラックホール。提体から水を飲み込むダム穴を見下ろすとほんとに怖い。もし穴に落ちたら、もうね、死ぬしかないよ。
ちなみに、この横についているベルトコンベアーのようなモノでだ池に溜まったゴミを搬送し、堤体の下にパージします。一番上の堤体の写真を見れば左側の方にゴミが積もっているのがわかると思います。

芋洗谷ダム 放水中

これだけ見るとただのトンネルです。ダム穴から取水した水は提体下のトンネルから吐き出されて放水される。他のダムには無いシステムですね。それなりの勢いでドバドバと放出していました。
当然のことだけれども、ダム穴が取水していなければここから水が放出されることはありません。

いかがでしたでしょうか? みなさまも実際にこのダムを観てみたくなったことでしょう。宮崎県に足を運んだ際には是非とも立ち寄ってみて下さい。



【諸元表】

名前 : 芋洗谷ダム
左岸所在 : 宮崎県西臼杵郡高千穂町大字押方
位置 : 北緯32度43分07秒, 東経131度17分06秒
河川 : 五ヶ瀬川水系芋洗谷川
目的 : 発電
型式 : 重力式アーチ
堤高 : 25.5m
堤頂長 : 69.7m
堤体積 : 7千m3
流域面積 : 331.2km2
湛水面積 : 1ha
総貯水容量 : 61千m3
有効貯水容量 : 36千m3
ダム事業者 : チッソ(株)
本体施工者 : 鉄道工業(株)
着手 : 1926年
竣工 : 1930年
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  1. 2009/11/05(木) 20:45:54|
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